催眠状態のアルファ波を測定するための市販の脳波測定装置

催眠状態で出るアルファ波を自分で測定できれば、自己催眠の練習にもなるかと思って脳波測定装置の値段を調べてみました。
FM-515A(FUTEK社)定価207,900円
アルファテックIV 定価252,000円
医療・研究、プロのトレーニング用の脳波計だと、個人ではちょっと手が出ない値段です。
臨床用ではない分安価なものとしては、イギリスの製品で、
IBVA (Interactive Brainwave Visual Analyser)
http://www.ibva.co.uk/
というのもあります。これはズバリ催眠療法家を購買ターゲットにしています。日本での取り扱い会社は、クワテック株式会社で販売価格は¥167,790
http://www.kuwatec.co.jp/Products/ibva/index2.html#PKGset
IBVA, Luciana in ‘Sex Lies and Hypnosis’ episode 1

IBVA, Luciana in ‘Sex Lies and Hypnosis’ episode 2

IBVA, Luciana in ‘Sex Lies and Hypnosis’ episode 3

ここでは右側で4Hzのシータ波が記録されているそうです。

微妙な価格帯だと、
株式会社 脳力開発研究所の製品で
ブレインビルダー¥102,900
http://www.alphacom.co.jp/biofeed/BBUfiles/bbu.htm
というものがあります。
もっと気軽に買えそうなものがないのかと思っていたら、こんな製品を発見!
NeuroSky

これは、単に脳波を測るどころか、脳波を自分で変化させることで、ビデオゲームの操作を行ったり、車椅子の人が念じるだけで行きたい方向へ行ったりすることができることを目指したものです。
製品ページはこちらNeuroSky MindSet (USA)
“By measuring your brain waves, the headset can send messages to your computer―allowing you to control the computer with your thoughts.”
残念ながらこの製品はまだ発売予定段階でありしかもアメリカでしか売らないとのこと。アメリカ国外に対しては、会社相手に開発用製品版のみを販売しており、日本のゲームメーカーなどがこの会社と提携して現在商品開発中みたいです。じきに日本でも発売されるでしょう。
NeuroSkyってスゴイ!と思ってたら、既に競合製品がありました。

Emotiv Systems社のEmtiv EPOCという製品です。
“The Emotiv EPOC uses a set of sensors to tune into electric signals naturally produced by the brain to detect player thoughts, feelings and expression and connects wirelessly to most PCs.”
こちらもまだ発売前。しのぎを削って先陣争いをしているみたいです。
自分はビデオゲームは普段全くやらないので、ゲーム用に開発する前に脳波計の部分だけをシンプルに売って欲しかった。
結局、待つしかないみたいですね、
ってあきらめていたら、昨年発売された脳波マウスと呼ばれる製品OCZ Neural Impulse Actuatorがあることを知りました。

歯のかみ合わせや目の動きの筋電図記録をゲームコントロールに使うもので、脳波に関する説明は5分目から数秒しか言及していません。このレビュービデオからは脳波測定がどれくらい信頼できるものかが全くわかりませんでした。
これが現在市販されている最も安価(2万円程度、アメリカでの最安値は100ドルちょっと)な脳波形でしょうか。しかしamazon.comのレビューを読む限り、脳波よりも筋肉からの電気信号を主として使っているようです。アルファ波をモニターできるのでしょうか。amazon.co.jpにはレビューがなかったのですが、nire.comさんのレビューがとてもわかりやすかったです。製品のフォーラムを読む限り、脳波の変化を利用するのはほとんど無理ですが、一応波形は見られるみたいです。
ちょっと話がずれるかもしれませんが、Bio Eraという会社
http://www.bioera.net/
がストリーミング信号を視覚化するソフトを売っており、Nia – Neural Impulse Actuatorもサポートしています。
http://www.bioera.net/manual.html#_Toc225669748
“It can be used with any device that has an ability to stream data to computer.”ということなので生データが取り出せるみたいです。

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