軟酥の法による自己催眠誘導

自己催眠のやり方はいろいろありますが、ここではイメージ法ともいえる軟酥の法をご紹介します。

軟酥の法(なんそのほう)は、江戸時代の禅僧であった白隠慧鶴(はくいんえかく)が1757年(宝暦7年)に著した夜船閑話(やせんかんな)で紹介された方法です。病に冒されていた白隠禅師(ぜんじ)はこのイメージ法により健康を取り戻しました。
 呼び方こそ異なれど、自己催眠を用いた催眠療法は日本でも古くから実践されていたんですね。白隠慧鶴(1685-1768)は動物磁気を駆使して病気の治療をしていたメスメル(1734-1815)と生きていた時期が重なりますが、それよりも半世紀前の人です。
軟酥の法の原文を紹介したサイトへのリンク

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