催眠術が一般の人に怖がられる理由の一つは、
「もし自分が催眠状態にされて、それが解けなかったらどうしよう?」
という不安があるせいです。
一般的には、解けないことはないのですが、ごくごくまれに解けにくいことがあるようです。
カナダのとある私立の学校で13-17歳の生徒たち450人を対象にした催眠ショーのイベントが開かれたのですが、ショー終了後も一部の女子生徒らがトランスから抜け出せなくなってしまうというハプニングがありました。
ショーを行ったのは20歳の若い見習い催眠術師(Maxime Nadeauさん)。師匠の催眠術師(Richard Whitbreadさん)が応援に呼ばれて来て、対処したのだそうです。
面白いのは、トランスに入ってしまい抜け出せなくなったのは、ショーで催眠術を掛けられた生徒ではなく、大半がむしろ見ていた側の生徒たちだったということ。見ているだけで集団催眠にかかっていたんですね。一人の女子生徒にいたっては、催眠状態に4時間も入ったままだったそうです。ほかにも、、5人の生徒がボーっとした状態になり、13人の生徒が吐き気や頭痛を訴えたということです。トランスに入っているだけで、特に危険な状態になっていたわけではないので、冷静な対応がなされたそうです。
フランス語です。
参考:
らばQ
Quebec Hypnotism Act: College du Sacre-Coeur, Quebec School, Speaks About Show That Went Awry
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