催眠はかけられるものではなくて、自らかかるもの

催眠のかけかた関する書籍の中に、腕が軽くなるとか重くなるとイメージさせるやりかたがよく紹介されています。職場の人に試そうとしたら、催眠なんてうそだよ!と強硬に主張され、何とかやってもおうとしても、両腕を前へ伸ばしてみてはくれてものの、結局笑ってるばかりで目を閉じてもすぐに開いてしまい協力が得られませんでした。
んー、これが普通の人の催眠に関するリアクションかと思いました。毎日催眠の本を読んでいる自分とは温度差がありすぎました。
催眠は催眠術師がかけるものではなく、被験者が自らの意思でかかるものだという記述に納得がいきました。今の自分は心から催眠を信じていますので、かけてくれる人がいたら簡単にかかると思います。
最近買ったクラズナー博士のヒプノセラピーという本で紹介されている例ですが、
鉛筆を親指と人差し指でつまんで縦に持ち、「私はこの鉛筆を下に落とすことだできる。」と何回も唱えながら鉛筆に意識を集中させるというものがあります。
するとどうなるか?
落とすことができる、ということは「落とさずに持っている」という暗示になるため、落とせなくなるというのです。
自分は手元にあった箸でやりましたが、確かに本に書いてあった通りになりました。暗示文を唱え意識を箸に集中させるほど指がぴたりと箸にくっつくようになって、軽い気持ちで指を離すことができなくなったのです。

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