驚愕法による催眠誘導の原理と実際の詳細な説明

   

イゴール・レドホフスキー(Igor Ledochowski)氏による驚愕法(催眠誘導法の一つ)の解説。このビデオでは、相手を催眠状態に導く具体的な手順を解説しています。

1.ラポールの形成:必ず相手が催眠に入ることを了解しているか言葉で確認します。

2.従順さのテスト:「こちら側に来て下さい。」と立つ場所を入れ替えるときに、素直に言うことを聞いてくれるかどうかを確認しています。このときに、「なぜ?」と警戒反応を示す場合はラポールが形成されていない証拠ですので、そういう人にはそもそも催眠をかけようとすべきではありません。催眠術をかける相手を選びなおすべきです。

3.相手の意識や注意力を全て自分に集中させるために、目を見つめさせます。

4.論理的、批判的な意識をすり抜けるために、「驚愕」させます。具体的には軽く後頭部を指先ではじくようにします。驚愕法という名がついていますが、別にに大げさに「びっくりさせる」必要はありません。肩を不意にちょっと揺らすだけでも、おでこを不意にちょこんとつつくだけでも、「驚愕反応」を引き起こせます。「驚愕反応」が起きた瞬間、人間は判断力を失っています。その瞬間を逃さずに、「眠れ!」と催眠状態に導く命令の言葉を相手に与えるのです。

5.「眠れ!」というコマンドを与えてお終いにしてはいけません。頭部を優しく自分の方へ寄せながら、「もっと深く、深く」と次々に指令を与えます。相手をこのような体勢にするのは、体のバランスを失わせ、不安定な状態を作ることにより、深い催眠状態に入りやすくさせるためです。

注意1:首は非常に痛めやすい部位ですので、絶対に乱暴にしてはいけません。この催眠誘導のビデオでは、一見ドラマチックな動きに見えるかもしれませんが、それは一連の動作が非常にスムーズに行われているからそう見えるだけであり、実際には強引に相手の頭部を動かしたりしていません。あくまでも非常に優しく、ていねいに相手の動きをガイドしているのです。

注意2:催眠誘導に対する反応が非常に良い被験者は、催眠誘導の瞬間全身が脱力して崩れ落ちることがあります。そのような事が起こることを想定して、催眠誘導を行う人は、相手の体を必ずしっかりと受け止めて、保持しながら床に横たわらせることができるようなポジションで行わなければいけません。


(この動画はYOUTUBEから削除されました)

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