最初全然欲しいとも思っていなかった商品のことが気になりだして、やがて買わずにはいられなくなってしまったという経験はありませんか?
私はしょっちゅうです。催眠術に魅せられてからは、催眠関連の本だけでも数十冊は買いました。
人が何かを買うときの心理はどうなっているのでしょうか?
催眠術師が語る営業、セールスの本質。
Hypnosis in Sales, Influence and Persuasion
http://www.youtube.com/watch?v=hyllto4xOok
なぜ催眠とセールスが同じなのでしょうか?
人間が行動を起こしてゴールを達成する際には、以下のようなポイントがあります。
1.ゴールを達成した状態をリアルに想像する。
2.ゴールを達成した状態における、快感、ポジティブな感情が沸き起こる。
3.ゴール達成時の快感が思い出されるのでモチベーションが維持され、行動を起こしたり日々の努力を続けられる。その結果ゴールが達成される。
上記のステップをクライエントに実現させる目的で、催眠療法士は催眠を使います。
セールスの場合に使われるものは、よくできたコマーシャルだったり、広告写真だったり、心にのこるキャッチコピーだったり、試供品や無料サンプルだったり、無料お試し体験だったり、見学会だったり、使用者の声だったり、口コミの評判だったり、セールスレターだったり、たくみな話術だったりするだけのことです。
それにより、
1.商品やサービスを手に入れた状態をリアルに想像する。
2.商品を使っているときの快感、ポジティブな感情が沸き起こる
3.商品を手に入れたときの快感が思い出されて、買わずにはいられない状態が続き、買ってしまう。
という変化をお客さんの心の中に引き起こすことができてしまうのです。
トップセールスマンの多くは密かに催眠の勉強をしているそうです。
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