Hand Drop Inductionと呼ばれる催眠誘導の方法。
この方法を用いた催眠誘導のビデオはユーチューブにたくさんアップロードされていますが、なぜこれで催眠状態に入れることができるのかが、今まで何回ビデオを見返してもわかりませんでした。
Calvin D. Banyan氏のウェブサイトにある解説を読んで、ようやく何が行われていたのかが理解できました。
1.自分の手の平を上から下に強くしっかりと押してもらう。
2.手を強く押してもらった状態のまま、目を閉じてもらう。
3.突然手をさっと外す。これにより、「驚愕反応」が起きる。
4.驚愕反応が起きているごくわずかの時間は暗示が入りやすい状態になっているので、それを利用して「スリープ(眠りなさい)!」と強い調子で言う。
5.これだけではすぐ覚めてしまうので、すかさず追い込みの暗示を入れて深化させる。
「意識が集中した状態をつくる」「驚愕反応を引き起こすこと」「暗示を放り込むこと」「催眠状態を深化させること」の4ステップから成り立っていることが理解できれば、自分でいろいろな方法が作り出せるハズ。
詳しい解説はこちらのURLから:
http://www.hypnosiscenter.com/free-article-the-eight-word-hypnotic-induction.htm
英語だとSLEEP!でいいのでしょうが、日本語で「眠れ!」と叫ばれてもあまりピンと来ないような気がします。
これはCalvin D. Banyan氏自身によるハンドドロップ法の実演と解説。
全く同じやり方をさらにいくつかピックアップ。
驚愕法といっても、べつに「ワッ!」と驚かせるわけではありません。
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