NLPで、空間に配置された感情やイメージを視線から読みとる(Eye Accessing Cues)

NLPでEye Accessing Cuesと呼ばれるパターン。
五感のうちどの感覚を使っているか、思い出しているのか想像しているのか、により視線の向きが決まっているという考え方。

右利きの人の場合ですが、
左上に視線が行く=Visual Recall(VR) 視覚的なイメージとして何かを思い出そうとしている
左横に視線が行く=Auditory Recall (AR) 聴覚的なイメージとして何かを思い出そうとしている
左下に視線が行く=Auditory Digital (AD)自問自答している
右上に視線が行く=Visual Construction (VC) 視覚的なイメージを造ろうとしている 
右横に視線が行く=Auditory Construction (AC) ある音を想像するなど、聴覚的にイメージを造ろうろうとしている
右下に視線が行く=Kinesthetic (K) 匂い、味、温度の感覚、圧、動き、感情(苦しみ、喜び)、重力を思い出すとき
例えば、
さっき仕事帰りの運転中に見てしまった、車に轢かれたネコの死体を思い出すと視線は自然と右下に来ました(VRだと思うのですが、感情なので右下に来たとも解釈できます)。
今度は、自分の大好きな食べ物は何かなーと考えてみると、左上に視線がいきました(VRだと言えます)。
今度、職場で購入する装置に関して、どっちの製品がいいかなあと思案しているときは、右横を向いていました(これは、このNLPの分類とは合いません)。
ちなみに、大好きなことや大嫌いなことを思い浮かべるとき、人は必ず違う方向に視線をやりながらイメージしているものです。そう考えると、苦しみも喜びもどちらも視線は右下、とまとめてしまうのは正しくない気がします。
普段から人がどんなことを考えているときに視線がどこにあるかを注意深く観察しておくようにします。すると今度は、相手の視線が今どこにあるかを観察することにより、今頭の中で考えていることが推測できるようになります。

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