NLPのEye Accessing Cues

NLPでEye Accessing Cuesというものがあります。脳をどう使っているかと、視線の方向が関連しているというものです。
右利きの人の場合、
左上に視線が行く=Visual Recall(VR) 視覚的なイメージとして何かを思い出そうとしている
左横に視線が行く=Auditory Recall (AR) 聴覚的なイメージとして何かを思い出そうとしている
左下に視線が行く=Auditory Digital (AD)自問自答している
右上に視線が行く=Visual Construction (VC) 視覚的なイメージを造ろうとしている 
右横に視線が行く=Auditory Construction (AC) ある音を想像するなど、聴覚的にイメージを造ろうろうとしている
右下に視線が行く=Kinesthetic (K) 匂い、味、温度の感覚、圧、動き、感情(苦しみ、喜び)、重力を思い出すとき
それでは、映画『転々』で“ふふみ”役を演じた吉高由里子さんのインタビューを実際に見ながらEye Accessing Cuesがどうなっているかを確かめてみましょう。
吉高由里子 インタビュー

0:53「ふふみは、割とテンション上げなきゃ、みたいな。」ふふみのイメージを想像している。視線は右上。
1:25「2等辺三角形でもいいかな、って思う。」ビジュアルなイメージを作り上げている。視線は右上
1:31「まあでも一つ一つできるまで。」監督の指導をビジュアルに思い出している。視線は左上。
1:38「いきなりやってみて、って言うのはなかったですね。」監督の言葉を聴覚的に思い出している。視線は左横。
1:45「ちょっと、やってみてって。」監督の言葉を思い出している。視線は左横。
1:50「ぶっつけ本番ってのはまずあり得ない監督さんでしたね。」ぶっつけ本番のビジュアルなイメージを作っているとき、視線は右上。
2:20「最初はすっごい緊張しました。」感情を思い出している。 視線は右下
3:42「最後の食卓は終わりたくないなっていうくらい。」感情。視線は右下。
3:55「恋人とか、恋じゃないですか。」感情。視線は右下
4:31「ほんとに愛するってかんじだと、嫉妬なんてなくなるんじゃないかな。」感情。視線は右下。
ちなみに、吉高由里子さんは左利きだそうです。Eye Accessing Cuesで見る限り、吉高由里子さんは右利きの人と同じパターンにみえます。

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